玉台新詠(ぎょくだいしんえい)とは?

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「玉台新詠」(ぎょくだいしんえい)は、日本の平安時代に活躍した女流歌人、紫式部(むらさきしきぶ)によって編纂された勅撰和歌集(ていせんわかしゅう)です。紫式部は「源氏物語」で知られる作家でもありますが、和歌においてもその才能を発揮しました。

「玉台新詠」は、全20巻からなる和歌集で、宮中の貴族たちが奏でた和歌を収録しています。そのため、宮廷文化の中心であった平安時代の雅な風流や恋愛、自然美などがテーマとして取り上げられています。

この和歌集は、紫式部自身の歌も含まれており、彼女の和歌の才能や文学的な視点が垣間見えます。また、彼女の編纂した和歌集としては、「拾遺和歌集」や「後拾遺和歌集」なども知られていますが、「玉台新詠」はその中でも特に重要な位置を占めています。
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